12gatsu No Maho今朝から僕は車を三度も磨いた
街路樹にともる灯と夕暮れの色
誰よりも綺麗に映したら
標識の側で待ってる
白い息の微笑みが
いつもよりたまらなくほころぶから
口で言うと笑うし
いい文句も浮かばないから
Ame Nimo Makezu最近の僕ときたら
人のために何かしたいと
思いついただけで もう
出来たつもりになっている
でも「雨が降ってきた」とか
「ちょっと風邪ぎみかも」とか
いろいろと理由をつけて
何一つ形に出来ていない
ANSWERあの日地下鉄の改札で
急に咳が出て
涙にじんで止まらなくなった
君と過ごしてたさっきまで
嘘みたいだね
もう帰る時間だよ
君と僕の腕時計
一緒に並べて
Darlingちょっと遅れただけじゃないかよと
言いかけた僕にもう5回目だよねと
君がブロックをかけた
海沿いは渋滞続き
おなかもすいたけど
ランチは君のひざの上
がっちりおさえられてる
理由としては
Donnatokimo僕の背中は自分が
思うより正直かい?
誰かに聞かなきゃ
不安になってしまうよ
旅立つ僕の為に ちかったあの夢は
古ぼけた 教室の
すみにおきざりのまま
あの泥だらけのスニーカーじゃ
Fall 何時でも決まった事を
一人で淡々とこなす
人が絡まない分だけ
問題も起こらないけど
昨日と今日が知らずに
入れ替わってたとしても
気づけないような日々を
歴史と呼べず悩んでた
Futatsu no Negai今朝からずっと雨音の
すきまに耳をすましてる
TVドラマの電話と
間違えないように
内緒で二人 5泊6日
国際線の窓で見た
雲をたたえて落ちる
夕焼けが恋しい
GREEN DAYSHodoketa kutsuhimo wo naosou to
Kimi ga shagandara
Me no mae ni midoriiro no michi ga
Tsuzuiteta
Sorezore ga chanto hitori de
Nayanda to wakatta
Dainingu wo deta bokura ni
Shimetta natsu no yokaze
Hanabi no Yoru夕立止んだ夜空はまるで
体育館の黒いビロード
今年もいろんな街から
集まってくる花火大会
どんな人でもこの場所で
笑顔になれる花火の夜を
とても好きだと言っていた
君を今も思い出すよ
Kaminariga Narumaeni突然雨が降り出して
僕のリュックと肩がにじんで
何だか急に君に会いたくなった
駅前の taxi 乗り場は
明日の休み知ってる人達
笑顔の比率が高い
僕は明日も早い
とにかく公衆電話まで行こう
Kanojo No Koibito僕の車にそんな風に
かんたんに乗れるんだね
確かにちゃんと家まで
送るつもりだけど
僕とあいつの間にいつか
入り込んできた君を
最初に好きになったのを
二人は知らない
kitakaze小さなストーブじゃ窓も
曇らないような夜
毛布を鼻まであげて
君のことを考えるよ
だけど知らないことばかりで
思い出せることは
斜め40度から見た
いつもの君の横顔だけ
Kokoro No Compass喜ばせようとしたことが
裏目に出てしまったからと言って
何もしない自分の方が
マシだなんて思わないで
君をうごかしたものが
喜んでもらいたいとただ
それだけをおもう心なら
誰も傷つけることはない
Kotoshino Fuyu電気ストーブの低いノイズと
君の寝息がとける頃
そっとベッドからぬけ出して
キッチンでミルクをついだ
幸せを確かめたくて
眠れない夜があるね
目ざましの赤いLEDが
誕生日の日付けになった
Love Letter線路沿いのフェンスに
夕焼けが止まってる
就職の二文字だけで
君が大人になってく
向かいのホーム 特急が
通り過ぎる度
とぎれとぎれのがんばれが
砂利に吸い込まれていく
Misejimai撃ち合う兵士の流れ弾に
息子と同じくらいの
子供が倒れていくのを
たった今ニュースで見た
その兵士が持っていた
銃に見覚えがあった
それが自分の作ったものと
気づいて血の気が引いた
Mo Koi Nante Shinai君がいないと 何もできないわけじゃないと
ヤカンを火にかけたけど 紅茶のありかがわからない
ほら朝食も作れたもんね だけどあまりおいしくない
君が作ったのなら文句も 思いきり言えたのに
一緒にいるときは きゅうくつに思えるけど
やっと自由を手に入れた ぼくはもっと淋しくなった
さよならと言った君の 気持ちはわからないけど
いつもよりながめがいい 左に少し とまどってるよ
Mou Koi Nante Shinaikimi ga inai to nani mo
dekinai wake ja nai to
yakano hi ni kaketa kedo
koucha no arika ga wakaranai
hora choushoku mo tsukureta mon ne
dakedo amari oishikunai
kimi ga tsukutta no mara monku mo
Mugen No Kanata He -To Infinity And Beyond-nozomi ga kanau sono hi ga
kanarazu kuru to wa kagiranai
sonna omoi ni ashi wo torare
ugokenai kimi wo yoso ni
uchi no inu wa akunaki
chousen no sue kaeta bakari no
mae yori takaku shita saku wo
tobikoete yattekita
NGボタンが取れているだけで
着れないシャツを持ったまま
君がもうこの部屋にいないことを
確かめていたけれど
忙しい日々の隙間の
中途半端な空白で
細い背中を思うのが何より辛い
めざめた僕の首筋に君の長い髪を
No.1One, two, one, two, hoo!
お互いのことをもう
さぐるのはやめよう
もうわかっている
君は僕が好きで
僕は君が好き
幸せにするといつでも
Penguin製鉄所のコンビナートは
赤と白の市松模様
君に見せるつもりだった
ロケットの模型と同じで
もう君にも見せることもないし
この道も二人じゃ通らない
話もしてキスもしたけど
出会わなかった二人
PLEASURE僕は運が悪かった
体中が刃物みたいに
何気なく触れたもの全部
傷つけるのが怖かった
愛されたいと願うことを
締めようと思いながら
君を好きになってしまうような
自分を分かれなかった
Red Nose Reindeer入場券を買ってくるから
そこでじっとしてろよ
強い言葉の割には
何度もふりかえる
100円玉と少しじゃ君を
見送れない気がして
販売機の前で一人
ためいきをついた
SakurazakaNO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
SPYおあずけになったデートに
がっかりしていたけど
偶然君を見かけた
なんて運命的な2人
おめかしと言うよりちょっと
変装に近い服で
出会った頃なら
きっと見過ごしてた
The End of the World「行いが悪かったかな」
ごめん冗談で言ったつもり
「気にしないよ」そういうと君は
わざと明るく笑って見せた
雨の中ずっと待たせたのを
謝った僕をかばうように
「独りぼっちより誰かを待つほうが
よっぽどいいよ」って言った
The Future Attraction見届けた恋がすべて
TVの中のことなら
君が恋をした訳じゃない
何の役にもたたない
痛みをいくら知っていても
二人の恋は結局
二人の恋でしかないから
何の役にもたたない
Tokyo Days星空に口笛よひびけ
すばらしき毎日
例えば最初に自転車に
乗れた日を覚えていれば
新しいコトをはじめるやつを
だれも笑えやしないはず
24歳の夏にはじめて
てれもなくスケボー抱えて
Tsuki No Ishiあまりにも綺麗な
今夜の月を眺めながら
どこかで飾られてある
月の石の事を思った
人間のやることは
いつも勝手で乱暴すぎる
なんでも平気で輝けぬ
場所に持ってくる
Unお互いに形みたいなモノが
なければダメな頃もあった
何が誰かの心の支えに
なるかわからない
ずっと前に僕のキーホルダーから
もってったやつを大事につけてる
ちっぽけだけど
これでも僕なんだと
Unchaka恋しいなぁとか辛いなぁとか
収まらないなぁとか
満たされたいとか
溢れてありあまる色んな欲望は
体を動かすエネルギーになる
良いことをするにも
悪いことをするにも同じ力がいる
ならば良いことに使いたい
Witch Hazel恋と呼ぶにはさよならを聞くことを
覚悟していた僕らだった
夏休み中の kiss の数が一番
たくさんあったそう覚えてる
僕の肌がだんだん焼けてくのを
おもしろそうに見ていたよね
仲間からぬけ出して
借りたオープンカー
Yukini Negaiwo大事な人を数えたら
けっこうたくさんいて
そんな自分は照れる程
幸せだなって思った
今夜会いたい人だって
やっぱりたくさんいて
もしも雪が降ったら
電話代すごいだろうな