- -Toi Toi-
家族はいますか?
大切にできていますか?
恋人はいますか?
愛されていますか?
仕事や学校は順調ですか?
楽しんでいますか?
友達はいますか?
多くを求めすぎてはいませんか?
- Actuality
キラキラ星 光るタワーが
映りこむ 2人で金の粒をのむヨ
おしゃれな椅子深く座って
髪飾り揺らして 今夜は話そう
きっと笑うだろう
きみがいなくちゃ
つまらないし 寂しい
クリスマス前に予約した
- Adokenai Nukumori
りんどうが涼風に揺れ
仰ぐ空咲き急ぐつぼみは何を追う
寂しさは重ねた肌じゃ
溶かせない願うのは
明日を愛でる吐息
予感越えつるべ落としに
恋闇落ちてた追いつけない
気持ちは嘘で満たしていいから
- Another World
限りある 思考世界
纏う psychic protection
潜り込む θの奥の 深い海へ
朦朧とする感覚よ
見失い 揺らぐ 未来絵
足元掬う 誘惑に
今、立ち向かう
夢 辿れ future world
- At Home
遠い家のあの灯りには
笑顔が咲いていますか?
あなたの家 人は居るのに
泣いたりはしてませんか?
昔 育った土地や人
隣人愛 壁には傷
豊かさを教えてくれた
僕らを受け入れてくれた
- Bunshin
目障りだよと消し去る
黒板の粉たちが
今のきみを作ったのは僕らだよと
あざ笑っていた
長い睫毛がひたすら重なり
陰をつくる
パターンをつないで好むのは
やめて余計
- Euphoria
光り輝くダイヤモンド
私はそうはなれない
磨かれるその前に
闇に転がった原石
私を傷つけた
その口唇を喉元を
切り裂いても
事実は消えないの
- Hitokoimeguri
覚えてますか?
海岸沿いで
ずっと隣にいてくれると
幸せにする、大丈夫だよと
抱き寄せながら言った
泣きたくてこらえ
人影に隠れすすり泣いた
ホームの隅...
- Hontodayo
こんなに 小さな 人間 だけど
あなたにとって 大切な
ひとに なりたい
あふれるくらいの 愛で 包むことも
すべての 悲しみから
守ることも できないけど
いつも その こころの 近くに いる
そして せいいっぱい
- Ikutsukano Sora
この空はたったひとつだと
いつからか思っていたのに
見上げた心の向きで
違うのはなぜだろう
愛しさに切ない日陰が
どこまでも続いているなら
未来が見えなくても
地図にないあの角を曲がろう
- Invitation
うだるような地も静まり
ほの暗い日の出まえ
いつもの通り道で待ち合わせ
みんなでしよう
"夏だから" ボーダーか
焼けた肌かワンピース
個性はないけれど
可愛くてうらやましい
- Irokoikonayuki
野に咲き冬耐える花
1人きりで震えていたら
あなたが拾ってくれた
そのまなざし深すぎた
踏みつけられて
しおれそうで泣いていた
心通わせめぐるあたたかさ
粉雪舞い降る静かな路面
- Kaerimichi
面影は ひそやかに
消える 夏の日
そっと そっと ふるえる想いは
可憐な花の様に...
永遠は もうこない
君の笑顔も
遠く 遠く 過ぎ去りし日々は
ただ 愛に 彷徨う
- Kage
「僕は今どこにいるのだろう」
そんな立ち位置など
たいして興味はない
対になる棘たち
頼りなど はじめから
持ち合わせていない
穏やかさなどは きっと
味わうことはない
- Katachiarumono
夜空に消えてく星の声
儚げに光る鈍色の月
二人で泳いだ海は何故
束の間に色変えてゆくんだろう
このまま眠ってしまいたくない
あなたをまだ感じてたい
もしもあなたが寂しい時に
ただそばにいる ことさえできないけど
- Kyuuai
見惚るる背中淡いひととき
指でなぞれば早る血潮
肢体を覆う頼れる腕に
酔いしれて身を任せる
愛の音がカラカラと
渇く心を呼び起こす
悟られぬように
息潜め目をとじても...
- Lover Soul
"世も末" 嘆かないでオトナたち
それでも
現代(いま)の2人のこゝろ
純粋そのもの
好きな きみのそばに
いつもいたい
手をつなぐだけで 胸をギュッと
締めつける
- Memory Pocket -Memopoke-
― 夜が長すぎたとき
そっと近づいてきた
影が妙に優しかった
忍び足でついて行く
その先には巨大な
まっくろな落とし穴! ―
眠りにつく間際に
宇宙を考えてた
- Nemurenaiyoruha Nemuranaiyumewo
誰もいない場所へ
逃げ込みたくなる時がある
生まれたままで
無邪気でいることも
思いどおりに生きてくことも
実はムズカシイ
どうして傷つけず傷つかずに
いたいだけなのに
- Omoidedakedeha Tsurasugiru
むずかしい言葉で
あなたの居場所を告げないで
さがせないから
風のように距離を雨のように時を
わからせて呼び寄せて
めぐり会えるまでの
古い出来事など忘れましょう
波の彼方へ
- Sakanakana
渦巻く魚
昨夜より綺麗だ
痛みを知らずに
終えるのがいい
なめらかな皮膚は
虹のサリーみたいに
消えるも早い
強く憧れ・・・
- Sweet Mom
突き出した愛の丘あなたがいる
ソファに腰沈めて
また丘を撫でましょう
いらっしゃい安らぎの町
私が愛を与える
いらっしゃい泣いていいのよ
元気を与える
笑い合うそのとき描きながら
- Taisetsuni Suruyo
あなたは今どこに住んでいるかな
元気でいるのかな 寒くはないかな
困った顔しないで
投げだしたりしないで
後戻りはしないで 暮らしててね、
笑っててね...そして
いつかはあなたも大人になって
出会った人と恋に落ちる
- Trust My Feelings
暗くなる坂道 空を見上げ
問いかけて 彷徨って 紛れてく街
楽しくもないのに笑ってみたり
本当は泣きたいのに強がっていた
消えない過去と傷つく日々に
見失い迷っては
まだ思い出にできない想い
きつく抱きしめて
- Ukigumo
アサシユメ クモノカケハシニ
トブラウ イニシエ
ハルノノベ トビチガフハナハ
タユタフ タマシヒ
残像と知りつつ心は煩(わずら)う
我 人形(ヒトガタ)に
変わり狂乱(きょうらん)
ただ思いを殺(あや)めて
- Wasurenagusa
赤いくつすきだったきみ
今はすでに此処ではない
どこかへと
一人で歩いているでしょう
遠い空へと
やっときみが失くしてた
笑顔を取り戻せたのなら
罪というものに裁かれること
- Watano Yuki
人で混み合う christmas night
うつむき早足ですり抜ける
外灯まぶしい夜
湧きあがり踊る ぼたん雪
冬休みは家の中
のんびりしてた
何年も前の記憶
今より楽しそう