Aa Yokattaあなたと初めて出逢ってから
どれくらいの幸せをもらっただろうね
大きいものや小さいもの
気づかずにいたようなものもあっただろうね
言葉や言葉じゃないもの
涙やケンカの後の朝日のいろ
2人の道は決して平らではなかったけれど
Aki Demo nai no ni秋でもないのに人恋しくて
淋しくて黙っていると
だれか私に手紙を書いて
書いているような
ふるさともない私だけれど
どこかに帰れるそんな気もして
秋でもないのにひとりぼっちが
Ano Hi ni Kaeritai泣きながら ちぎった写真を
手のひらに つなげてみるの
悩みなき きのうのほほえみ
わけもなく にくらしいのよ
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
Aru Hi Totsuzen或る日突然 二人だまるの
あんなにおしゃべり
していたけれど
いつか そんな時が来ると
私には わかっていたの
或る日じっと 見つめ合うのよ
二人はたがいの
Furusato東京で一人暮らしたら
母さんの優しさ心にしみた
東京に一人でいたから
あいつを好きになれたの
失恋しちゃったわ 泣いてもいいかな
次の休みに少し帰るから
涙 止まらなくても
Hana to Ojisan小さい花に くちづけをしたら
小さい声で 僕に言ったよ
小父さんあなたは やさしい人ね
私を摘んで お家につれてって
私はあなたの お部屋の中で
一生懸命咲いて 慰めてあげるわ
どうせ短い 私の生命
小父さん見てて 終わるまで
Koibito mo Inai no ni恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて
いそいそ出かけて 行きました
空はいつになく 青く澄んで
思わず泣きたく なるのです
恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて
これからいったい どこへ行くの
風はいつになく 意地悪そうに
つらい質問 するのです
Kono Hiroi Nohara Ippaiこの広い野原いっぱい 咲く花を
ひとつ残らず あなたにあげる
赤いリボンの 花束にして
この広い夜空いっぱい 咲く星を
ひとつ残らず あなたにあげる
虹にかがやく ガラスにつめて
この広い海いっぱい 咲く舟を
Matsu waかわいいふりしてあの子 わりとやるもんだねと
言われ続けた あのころ 生きるのがつらかった
行ったり来たりすれ違い あなたと私の恋
いつかどこかで 結ばれるってことは
永遠の夢
青く広いこの空 誰のものでもないわ
風にひとひらの雲
Nagoriyuki汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
東京で見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに君がつぶやく
なごり雪も降るときを知り
ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった
Salvia no Hanaいつもいつも思ってた
サルビアの花をあなたの部屋の中に
投げ入れたくて
そして君のべッドに
サルビアの紅い花しきつめて
僕は君を死ぬまで
抱きしめていようと
Shiroi Iro wa Koibito no Iro花びらの白い色は 恋人の色
なつかしい白百合は 恋人の色
ふるさとの あの人の
あの人の足もとに咲く 白百合の
花びらの白い色は 恋人の色
青空のすんだ色は 初恋の色
Shuushifu左ききのあなたの手紙
右手でなぞって真似てみる
いくら書いても埋めつくせない
白紙の行が そこにある
友情なんて呼べるほど
綺麗事で済むような
男と女じゃないことなど
Toki ni wa Haha no nai Kono Youni時には母のない子のように
だまって海をみつめていたい
時には母のない子のように
ひとりで旅に出てみたい
だけど心はすぐかわる
母のない子になったなら
だれにも愛を話せない
時には母のない子のように
Tsubasa wo Kudasaiいま私の願いごとが
かなうならば 翼がほしい
この背中に 鳥のように
白い翼つけて下さい
この大空に 翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由の空へ
翼はためかせ 行きたい