- Ano Natsuwo Oikakete
なにができるの
その瞳で 教えて
なにができるの
きみの夏を いま追いかけて
太陽の破片
捜してた頃は
ポケットはいつも
からっぽにしてたね
- Aoi Bara
誰も触れられない 蒼いバラ
月灯り浴びて咲いている
甘い香りがして 降りだした
銀色の雨に 濡れながら
星に愛を誓う恋人たちは
サヨナラが聴こえるから
哀しいその瞳を見つめていたんだ
離れたくなくて wow
- Asano Hizashini Kimiga Ite
誰もひとりで いられない
いま素直に そう言える
そっと優しく ふれてくる
愛だけを 信じてる
なんとなく呼ぶだけで
振り向いた君の
瞳のなかにある
幸福になる意味
- Atelier
アトリエの 屋根裏部屋で 手紙を読んだ
キャンドルの 消えそうな灯り ふるわせる風
もう忘れたい あの ときめきが
こわれた古い時計を さみしく刻んでいる
カナリアが 来たのは9月 あなたを知らない
- Denen
石コロけとばし 夕陽に泣いた僕
夜空見上げて 星に祈ってた君
アブラにまみれて
黙り込んだあいつ
仕事ほっぽらかして
ほおづえつくあの娘
何もできないで
誰も救えないで
- Futari
それはありふれたことで
気がつくと君をみてた
欲しいと思わせるもの
捜すのがとてもうまい
真夏を駆ける靴や
北風と遊ぶゲーム
教えてくれた
何処へ行くのだろう
- Hitoribocchino Niji
夜明けの窓が
雨に濡れている
逢うひとのない
街にいるよう
古い住所へ
きみ宛の手紙
戻ってきたら
- Hunter
どこで狙うのか
どっちが仕留めるのか
狙え
罠に掛かったっていい
そこら中に仕掛けてきて
研ぎ澄ました感覚で
的を定め外さないから
- I'll Be On My Way
どこまでもつづく 白いフリーウェイ
空にとどく 彼方まで見わたす
Lonely driver すれちがうせつなに
心でサインかわす I'll be on my way
When the winding road
Still seems miles and miles to go, it's so tough
But I've got to keep on driving
I'll be on my way
- Jounetsu
いつか追いかけた 憧れはまだまぶしいのに
いまもなにひとつ つかめないてのひら
Tender youth tender youth
風のまなざしがあれば
きっと きっと 夢ははじまったばかり
胸に問いかけた激しさは もう 止められない
忘れかけている この空をみあげて
Tender youth tender youth
- Juliet
無邪気にほほえむきみが好きだった Juliet
幸せ願って涙を流した Juliet
ふれあうだけで ほかにはなにもいらなかった
Juliet あの頃に
Juliet 戻れない
瞳を閉じれば いつだって きみがみえるのに
冷たいことばは 本気じゃなかった Juliet
さみしい気持ちは わかっていたんだ Juliet
- Kaze
瞳に風が吹いて 坂道を
ひとりで 下りてみたい気がしてた
愛称(なまえ)で呼べそうな
履き古した靴からは
忘れかけた詩が聞ける
ふりかえると 何もない空なのに
僕だけが むずかしくて
もしもここで 君に逢わないでいたなら
- Kekkai
いつまでそうしてるつもりだ
早く起きてゆきなさい
お前をみんなが待っている Hey Hey!
苦しい時代を共に乗り越えた
「残島」「離島」の九分九厘の「夢」と
「一厘」の「勇気」を持って
走ってゆけ 負けたっていいから
ただ「真っすぐ」に その「真っすぐ」なハートで
- Koino Yokan
なぜ なぜ あなたは
きれいになりたいの?
その目を誰もが
見つめてくれないの?
夜は気ままに あなたを躍らせるだけ
恋の予感が ただかけぬけるだけ
- Masquerade
綺麗に揺れるあなたの瞳
遠い夜をみつめてる
ことばは風に消されて
ためされてる唇 愛のふるえに
あなたは嘘つきな薔薇
いま心なくしたまま
枯れてしまいたいのなら
その胸をあずけて
- Orange
永遠の愛を交わしたら
そっと 瞳を閉じて 甘いKissをしよう
オレンジの空と海が溶けるように
ゆっくりと 重なりひとつになろう
誰も止められない夜に
ふたりしか戻れないところへ行こう
だけど こんなに こんなに
そばにいるのに見つめるだけで
- Power
スクラップのリズムで
レザーのブーツが踊りだす
スプラッシュが飛び散る
シルクのシーツにくるまってる
ふたりで始めるショーには
終わりがない
スパニッシュのギターで
サテンのドレスがくねりだす
- Tsukini Nureta Futari
言えない 言えない 胸のささやきが
そばにいても 遠い瞳をしてる
つらくなるほどためいき もうつかないで
つよく抱きしめても どんなにみつめても
届かない心が 揺れるだけ
たとえ傷ついても すべてをなくしても
もう嘘をつけないから
見えない 見えない いまはあなただけ
- Yumeno Miyako
花の咲いた季節に
舟を漕げば
時の流れは
いま 夢の都
青い鳥の翼を
信じている
心のなかに
いま 夢の都